梅雨が明け、7月中旬から8月中旬くらいまでの時期は、本来健康であれば自然と『胸(肋骨)』が最大に緩み開きます。

緩み開くことでカラダに蓄積した熱を『汗』として発散させ暑さをしのぎコントロールしてくれるからです。

そういう意味では『胸(肋骨)』は自前のクーラーのようなものです。

肋骨1本1本が開くことで呼吸がしやすくなるので、『汗』を上手に掛けるようになるのです。

発汗できるカラダこそ健康な状態といえます。


汗の役割とは?

昔は夏は汗をかくのが当たり前でしたが、最近は冷房などの影響で「汗」をかかない、かくことが辛い人が増えました。

実は暑い夏に汗をかくことで老廃物を排泄することで健康を維持しているのです。

なんと汗は、尿の6倍もの毒素を排泄すると言われています\(◎o◎)/!

また、汗をかくことでカラダを冷やしているいるのです。

『最もカラダに良くない』のは、一度出た汗が蒸発しないで、冷房などの風で体内に再び引っ込んでしまうことです。

これを“汗の内攻”と言い、夏の体調不良や視力の低下、内臓疾患の原因へとつながってしまいます。

特に首にかいた汗を冷房などの冷たい風で汗を引かせてしまうのはNGです。

まずタオルなどで汗を拭いてから冷房に当たるようにしましょう。

夏の過ごし方のポイントは『冷え対策』?!

電車、仕事場など行く先々のほとんどで冷房がかかっていますね。

冷房などの冷えた風は足元に溜まりやすくなりますので足首が冷たくなっています。

 

特に女性は「足首の冷え」が脚を伝わって子宮に到達してしまいます。

女性のカラダでもっとも冷えに弱いのは『子宮』です。

そこで足首や脚の冷えを取って、呼吸を深めていくことが夏を快適に過ごすポイントになります。

夏を快適に過ごす3つのコツ

その日に溜まった”冷え”はできるだけその日のうちに取っていくことが夏を快適に過ごすコツです。

①まずは『足湯』で足首を温める事です。


会社や自宅で冷房を使用していると冷気は足元に溜まって足首から大腿が冷え切ってしまいます。

足の冷えは全身浴より『足湯』の方が効果があります。

それは全身浴だとすぐに熱くなり出たくなってしまいますが、足湯は長くゆっくり時間をかけて温まるので冷えを改善することができるからです。

②次に『足首を回す』ことです。


足首を内回し、外回しとなるべく大きく回しましょう。

息を吐きながら手で足に指を包むように足先をつかみ回しましょう。

③最後に『つま先立ち・かかと立ち』です。


つま先で立ったり、かかとで立ったり、交互に30回くらいリズミカルに繰り返します。
最初はやりにくくバランスを崩すかもしれませんのでどこかにつかまっても構いません。

慣れてきたら3分くらい続けてみましょう。

ふくらはぎや脚の大腿部が鍛えられ血行が良くなり冷えが解消されます。

 

まとめ

夏は上手に汗をかけることが大切です。
そしてその汗を冷房で引かせないこと、足を良く温めることが健康のポイントでしたね。


『冷えは万病の元』と言われます。

健康の秘訣は「頭寒足熱」です。頭が冷えて足は温かいことが健康な状態です。

現代は頭ばかり使っていることが多いので頭の方が熱く、足が冷えていることが多いのです(>_<)

これでは『汗』がかけずに毒素や老廃物が体内に蓄積しやすくなります。

すると疲れやすくなったり、痛みや症状が出やすいカラダになってしまいます。

最近疲れが抜けないなあ、やる気が出ないな、と感じるようなら足の冷えが原因かもしれません。
そんな時は是非『足湯』や『ストレッチ』を試してみてくださいね。

それでもなかなか改善されない時は指圧ストレッチでまずはカラダの硬さや縮みを取って循環を良くしておきましょう。

この夏を上手に乗り越えて快適な日々を過ごして参りましょう!