「あなたは何を基準に治療院を選んでいますか?」

今、街を見渡せばあちこちに
「○○整体」「○○整骨院」「○○サロン」「○○治療院」という看板を見かけます。
しかし、これだけ多いと、「正直言ってどこへ行けばいいか分からない」というのが、多くの方の意見のようです。
 
「これから初めて治療院を探そうとしている方」や「以前、整体院や整骨院、
治療院に通ったことがあり、あまり良くなかったので良い治療院を探している方」のために、 治療院を選ぶ際の判断基準をわかりやすく解説してまいりますので、是非参考にしてみて下さい。
治療院を選ぶ際には次の3つのことを基準にすると良いと思います。

失敗しない治療院選び3カ条

①「治療系」か「リラクゼーション系(慰安)」か?

治療系

治療系は痛みや症状を根本的に改善したり、症状の出にくい快適なカラダにしていくことが目的です。
施術行為そのものの気持ちよさは目的としていませんが、 施術中にカラダが改善していく過程で心地よさを感じることはあります。
本来の治療院や整体などはこちらに入ります。
治療院全体の2割程度が治療系と言われています。
当然ですが治療系と言われる中でも、治療院や治療家によって技術レベルや内容は大きく異なります。
ちなみに当院はこちらの「治療系」に入ります。

リラクゼーション系(慰安)

その場の気持ちよさを味わってもらうのが目的です。
癒しやほぐしとも呼ばれています。
また治療や矯正と称していても、実はマッサージやほぐしなどを
しているところもかなり多いと思います。
「治療メニューとリラクゼーションメニュー、美容メニューなどいろいろやっています」
というところもリラクゼーション系(慰安)に分類されます。
およそ8割の治療院はリラクゼーション系(慰安)と言われています。
治療院なのに治療ではなくてリラクゼーション系(慰安)が多いのには理由があります。
それは本物の治療技術を身につけるためには、時間やお金、労力が必要になってきますので、 このような現状も仕方ないのかもしれません。
 
ただこれらは一概にどちらが良い悪いということではないので、
あなたの目的によって選ぶことが大事になります。
一番良くないのは、
●症状を本当に改善しようと思っているのに、マッサージ系や一般的な接骨院に行ってしまう。
●その場の気持ちよさを味わいたいだけなのに、治療系の整体院や本格的な治療院に行ってしまう。
 
というように間違った選択をしてしまうと、思ったような結果が得られないことになってしまいます。
※治療院を選ぶ第一条件は
ご自分の目的を明確にして治療院を選ぶことが、まず第一の条件になります。

②国家資格を所有しているかどうか?

治療家にはいろいろな肩書き(資格、免許)があります。
その中でも、日本で厚生省から国家資格として認められているのは
◆柔道整復師
◆鍼灸師
◆あんまマッサージ指圧師
の3つだけです。
ちなみに当院の治療家は「あんまマッサージ指圧師」免許を所有しています。
それ以外の
・整体
・カイロプラクティック
・セラピスト
などの肩書きは国家資格の免許ではなく、民間資格になります。
ただし、国家資格を持っていればだれでも技術レベルが高いかといえば、
残念ながらそうとも言えません。
民間資格の中でも、技術的にレベルの高い、いい治療家もたくさんいます。
 
ただ治療家の国家資格を取るためには、最低3年間は国が定めた基礎医学の勉強を受けていますので、
治療院を選ぶ際のひとつの目安にはなるかと思います。
もしあなたが、治療家の資格の有無はあまり気にならないのであればそれでいいのですが、大事なカラダを預けるのなら、やはり国家資格を所有しているほうが安心するということであれば、確認するほうが良いと思います。
※治療院を選ぶ第二の条件は
国家資格を所有しているかどうかが第二の条件になります

③内容優先か価格優先か

健康保険を使っている接骨院もあれば、自費診療の整骨院や整体院の中でも料金はさまざまあります。
当然良い治療はそれなりに料金も高くなってきますが、特に治療の質や内容を問わないのであれば、保険を使って1回数百円という接骨院もあります。
これも良い悪いというよりは、あなたの目的に合ったところを選ばれると良いと思います。
一番良くないのは
●とにかく安上がりに済ませたいのに、自費診療の整骨院や整体院に行ってしまう。
●本気でカラダを改善したいのに、保険診療の接骨院やクーポンなどで安売りしている
整体院に行ってしまう。
というようにあなたの目的と違ったところに行ってしまうと、時間とお金の無駄遣いに終わってしまうので、良く検討して下さい。
※治療院を選ぶ第三の条件は
価格優先か内容優先かが第三の条件になります
以上のように治療院を選ぶポイントは3つあります。

以下にわかりやすくそれぞれ長所と短所をまとめました。