指圧一筋40年、施術をしてきた方は5万人を超えました。
ありがたいことに、たくさんの方のからだに触れ、その人の人生の一端に関わらせていただく機会をいただいてきました。

そんな経験を重ねるうちに、私の中にある確信が生まれました。
それは「病気治しは癖治し」だということです。

癖は誰にもある。無意識のパターンがカラダを作る

私たちは日々、何気ない繰り返しの中で暮らしています。
朝起きてからの動作、顔を洗う手の順番、服の着方、靴を履く時の足の順番。
意識せずとも、だいたい毎日同じようなパターンで動いているのではないでしょうか。

たとえば、右肩にだけカバンをかける人。
いつも右足から靴を履く人。
座ると自然と足を組んでしまう人。

こういった“無意識の癖”は、日々少しずつ体に「偏り」をつくっていきます。
また、動作だけではありません。
「また怒られたらどうしよう」「いつも自分ばかりが損している気がする」
そんな思考や感情のクセも、身体の緊張や不調につながっていくのです。


癖が積み重なると、やがて“症状”になる

人のからだはとても素直です。
毎日同じ肩にだけ荷物をかければ、筋肉は固まり、バランスが崩れます。
いつも同じ姿勢ばかり続けていれば、血流が滞り、冷えや痛みが生まれます。
心も同じように、同じ思考パターンが続くと、自律神経が乱れやすくなり、眠れない・疲れやすい・気力が出ないといった症状が現れやすくなります。

「肩こり」「腰痛」「頭痛」といった症状も、ただその場所が悪いのではなく、
日々の“体と心の使い方の癖”が積み重なった結果、現れていることがとても多いのです。


指圧は癖に気づくためのきっかけになる

指圧という手技は、単に痛いところを押すものではありません。
私にとって指圧とは、「その人の今の状態に静かに寄り添う行為」だと思っています。

触れた瞬間に伝わってくる体の緊張、冷え、こわばり。
「ここ、いつも硬いですね」「気づいていませんでした」
そんな会話の中で、ご本人が無意識だった“癖”に気づくことがあります。

そして、その癖に気づいた瞬間から、からだは少しずつ変わり始めます。
触れられることでゆるみ、力が抜け、血がめぐる。
すると、不思議と気持ちもふっと軽くなることがあるのです。


体質=癖は変えられる

「体質だから仕方ない」
そう思ってあきらめていた冷え性や疲れやすさも、実はその“体質”自体が、
長年の癖の積み重ねによってできたものかもしれません。

つまり、癖に気づき、それをやわらげることができれば、体質もまた変えていけるのです。

そのためのきっかけとして、指圧はとても有効です。
言葉では気づきにくいからだの偏りを、「手の感覚」で読みとり、
優しくゆるめていくことで、癖の深いところに働きかけていきます。


おわりに:病気を通して、自分に優しくなれるように

「病気になって初めて、自分のことをちゃんと見直すことができた」
そんな言葉を口にする方がいらっしゃいます。
まさに、病気は体が「今の癖を見直してね」と伝えてくれているサインなのだと思います。

病気を治すことは、癖を見直し、少しずつ手放していくこと。
そしてそれは、自分に優しくなることでもあります。

からだはいつも、あなたの味方です。
無理や頑張りがすぎていたら、ちゃんと知らせてくれます。
その声に耳を澄まし、寄り添ってあげること。
それが、本当の健康への第一歩ではないでしょうか。


まとめ

病気治しは癖治し。
体の癖、心の癖に気づき、手放していくことで、私たちはもっと楽に、元気に生きていけます。
そのサポートが、指圧にはできます。

 

最後までお読みいただきありがとうございます。

病気治しは癖治しについてAIが分かりやすく解説してくれています。ぜひご覧ください(*^。^*)